TPPの仕組みとメリット・デメリット



TPPには隠された“裏”があるのか

 

 

メリットもデメリットも抱えたTPPですが、もうひとつ気になる点があります。それは一部マスコミでもとりあげられている、果たしてTPPには隠された狙いがあるのかという疑問です。

 

実は、昨年度菅首相がTPPへの参加検討を表明したことを受け、アメリカ政府は日本に対して農業分野や日本郵政事業を含めた貿易障壁の撤廃を要求する方針だと報道されました。小さな記事ですが、ここにはポイントが2点あります。

 

それはアメリカ政府が日本に対して“農業分野”と“日本郵政事業”を含めた貿易障壁の撤廃を要求と書かれている点。なぜ問題視する必要があるかというと、アメリカはTPPとセットである目的を達成しようと考えているフシがあるからなのです。

 

つまりアメリカが1994年から日本に要求しつづけ、小泉内閣時代に廃止となった「年次要望書」の復活ではないかと推測されるということ。「年次要望書」とは平たくいえばアメリカの日本に対するかなり強圧的な要求書で、TPP=年次要望書と位置づければ、アメリカの狙いは(1)郵政(貯蓄・簡保)+農協、(2)介護看護医療、(3)通信、(4)農業+牛肉の開放と読めるわけです。なにがTPPの真実か、日々の報道はマストでチェックしなければなりません。