TPPの仕組みとメリット・デメリット



TPPとは、太平洋諸国間の協定です

 

 

TPPとはTrans-Pacific-Pertnership(トランスパシフィック・パートナーシップ)の略で、環太平洋経済協定あるいは環太平洋連係協定、環太平洋戦略的経済連係協定、環太平洋パートナーシップと呼ばれる場合もあります。

 

2006年にAPEC(エイペック=アジア太平洋条約機構)参加国であるニュージーランド、シンガポール、チリ、ブルネイの4ヶ国が発効させた、貿易自由化を目ざす経済的な枠組みです。

 

工業製品や農産品、金融サービスなどをはじめとする、加盟国間で取り引きされる全品目について関税を原則的に100%撤廃しようというもの。2015年をめどに関税全廃を実現すべく、今日も協議が続いています。

 

10年現在、すでにアメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの5ヶ国がTPPへ参加し、ついでコロンビアやカナダも参加の意向を表明しました。TPP参加の世界的なトレンドのなか、これまでTPPに対する姿勢を明らかにしていなかった日本も10年10月に開催された「新成長戦略実現会議」で菅直人首相が参加検討を表明します。

 

しかし、TPPが例外を認めない貿易自由化協定であることから、コメをはじめ国内の農業、漁業など第一次産業は壊滅的な打撃を受けると反発の声があがっているのです。